娘の運転免許取得
運輸交通部会長 今井 一彦
私には大学生の1人娘がおりまして、今春、念願の普通自動車免許を取得しました。私たちが住む諏訪地域は交通機関の利便性から、マイカーは贅沢ですが必需品になります。
その娘ですが、親に似ず良くできた子で、何か目標を定めると、計画的に時間と費用を無駄にするべく、そこまでするかと言う程予習を重ね、春休みの期間中に計画通り取得して参りました。当たり前の話で、大げさかもしれませんが、受験などの人生における試験というものは自分の時でも極度に緊張して、色々と思い詰めた記憶があります。ましてや自分の子供が試験を受けるなんて生きた心地がしませんでした。しかし娘にしてみれば、計画的に準備をして備えることで自信をつけ、これまでの彼女の人生を乗り切ってきたのだ思います。子供の成長の証でもありますが、私には最も欠けている点であり、一生懸命に物事に対峙する娘の姿に心を打たれました。もちろん自分の能力の範囲での話ですが、物事を簡単に決めつけず、情報を大切に切り取り、目標に向かって計画的に邁進する娘の姿を見て、今の自分を省みる良い機会になりました。自惚れ話ですみませんでした。
